「インテリアデザイン」とは、室内空間をデザイン・コーディネートすること。またはインテリア製品や家具をデザインすることです。広義的には、インテリア雑貨・照明器具などの製品デザインも含まれます。
インテリアデザイナーは、快適で目的に合った室内空間をつくるために、家具・インテリアの配置、照明配置、カラーコーディネートなどを総合的にデザインします。インテリアコーディネートまで含まれることもあります。
インテリアデザインは大学の建築学部等でも学べます
関連資格として、「インテリアコーディネーター」「インテリアプランナー」があります。
「インテリアデザイナー」とは、室内空間(建物や乗物の内装)を総合的に設計・デザインする人のことです。
インテリアデザイナーは、快適で過ごしやすく、かつ目的に合った室内空間を作り上げるために、インテリア、家具の配置・照明具の配置、カラーコーディネート等を総合的にデザインします。
家具や照明器具の設計はもちろん、それらの配置や室内の構成も行います。広義的には、家具・インテリア雑貨・照明器具などの製品デザインも含みます。
インテリアデザイナー関連の資格を取得する試験もあり、デザイナーとしての技術や能力やインテリアに関する知識が問われます。2ヵ月ごとに開催され、合格率は30%程度です。受験資格が無いため、誰でも受験できます。
「インテリアコーディネーター」とは、公益社団法人インテリア産業協会が実施する民間資格「インテリアコーディネーター資格試験」に合格した人のことです。
インテリアコーディネーターは、壁材・床材・家具・照明・カーテン等のインテリア関連商品についての専門知識を持ち、インテリアコーディネート計画の作成、商品選択のアドバイスを行います。
「インテリアコーディネーター資格試験」は公益社団法人インテリア産業協会認定の民間資格で、毎年1万人以上が受験。合格者の約8割が女性という、特に20代~30代の女性に人気が高い資格です。2003年度から年齢制限がなくなり、年齢に関係なく資格を取得しやすくなりました。
「床板」は床に張る板状のもので、下地がなくても使用できる材料です。床板には縁甲板・フローリング・合板床などがあります。材料として、ヒノキ・マツ・ブナ・ナラ・チーク・サクラなどが用いられます。
狭義的には、「床(とこ)の間」の床に張る板を指し、マツ・カエデ・ケヤキ・クス・トチ・サクラ・などの杢板(もくいた)※が使用されます。
※木目の乱れや節などが装飾的に美しくい紋様となって現れている板のこと。
床板そのものが仕上げ材を指すことも多く、カーペットや畳の敷くための下地材を指すこともあります。仕上げ材としての床板には「フローリング」があります。
和風建築物では「縁甲板」(えんこういた)※とも呼ばれます。サイズは、幅90mm~300mm・厚さ15mm~30mm・長さ1.8m程度の仕上げ板(木板)で、長手方向の両側を本実(ほんざね)加工して張ったものです。
※縁側(外廊下)の甲板として使われていたことが語源となっています。
「構造材」とは、建築物を構成する部材のうち、建物を支える骨組みとなる部材のことです。木造建築では柱・梁・桁・筋違・土台などがこれに当たります。つまり、建物の構造を担う材料の総称です。
屋根や床の重さ・荷重など、構造にかかる力を負担する部材として、木材・鋼材・コンクリート・レンガ・石などが用いられます。
構造上不可欠な材で、壁・天井・下地などに隠れてしまうものが多いのですが、中には化粧材を兼ねるものもあります。
柱・梁・床などの構造体ではなく、天井材や外装材など構造体と区分された部材を「非構造部材」といいます。
構造材とは反対に、見せるように使う材を仕上げ材や化粧材といいます。
「化粧材」とは、美観を目的として、目に見える仕上がりの部分(単板や合板)に見栄えの良い薄板を貼り付けた建材のことです。構造材・下地材に対して、仕上げがなされている材のことをいいます。
化粧柱・化粧長押、鴨居・垂木などに用いられます。 見栄えのする材木が用いられ、用途に合わせて寸法、形状が決められます。
施行後に表に現れるため「見え掛かり材」とも呼ばれます。
垂木に使用された場合は「化粧垂木」、隠れて見えない垂木の場合は「野垂木」「野地垂木」とも呼ばれます。
化粧板には、プリント化粧板・メラミン化粧板・ダップ化粧板・オレフィン化粧板・塩ビ化粧板・ポリエステル化粧合板・タックシートなどがあります。
日本の伝統的な様式の部屋、畳を敷き詰めた部屋を「和室」といいます。
畳はイ草や稲藁(イネワラ)等で作られ、保温性・調湿性・クッション性などがあり、夏は涼しく冬は暖かく、ごろ寝も正座もできます。
空間は障子や襖(ふすま)で仕切られ、床の間(とこのま)・長押(なげし)・鴨居(かもい)・敷居(しきい)・欄間(らんま)などで構成されています。
最近は柱を見せない洋風の壁に畳を敷いて “和室風”に仕立てた部屋も含め、広義的に「和室」を呼ばれています。
続きを読む和室に設けられている、床を一段高くした装飾空間を「床の間」といいます。置物・花瓶などを飾り、正面の壁に書画などを掛ける装飾空間。
現在は主に「床の間」は、生け花や壷を置いたり、掛け軸を飾ったりする空間になっていて、本床(ほんどこ)・床柱(とこばしら)・床框(とこがまち)・落掛(おとしがけ)等で構成されています。
正式で格式が高い床の間は「床の間」だけではなく「違い棚」「付書院」も一緒に構成されています。「違い棚」は段違いの棚や扉のついた棚部分も含めた空間で、「付書院」は部屋の外側に位置する部分で、外の明かりを取り込むための空間です。
続きを読む「地袋」は、床の間などの和室の床面(窓下や床脇の下部等)に接して設けられた扉または戸のついた造り付けの高さの低い袋戸棚のことで、「天袋」の対です。
開閉部は、引違いの小さな襖(ふすま)、上部は木目の美しい板が用いられていて、収納機能だけでなく、花瓶などを飾るのにも最適です。
天袋と同じく、普段はあまり使わないものを収納するのに便利です。
低い位置にある地袋は天袋より出し入れが楽なため、天袋に収納する物より使う頻度が高い物を入れておくと良いでしょう。
続きを読む「天袋」は、床脇の違い棚の上部に設置された、扉または戸のついた造り付けの戸棚のことで「地袋」の対です。
床の間の隣の部分。上部の天袋、床面の地袋、および違い棚で構成され、床の間・書院と共に設けるのが正式です。
最近は、押入れの上部にの収納部分など、天井面に接して設置された戸棚(押入れと天井の間の戸棚)のことを「天袋」といいます。天袋の扉は違い棚式が多く、古くはふすま(多くは絵が描かれていたり装飾を施されていた)が用いられていました。現在は、シンプルな木製の扉を用いるように多くなってきています。 続きを読む
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